ま、大体わかってるわけですが。

たぶん、俺は非常に悪い意味で組織に収まらない人間であるがゆえに考えてしまう。

「就職してやっていけるのか?」

来年度末に得られるはずである三流地方大学院修士っちゅう肩書きに不安があるわけです。

ま、どうでもいい、むしろどーしようもないことなんですけど、今更。

だいたい自己責任といえばそれまでですが。

でも俺は肩書きで負けるのが嫌。ここが最大の問題点。



乱暴な言い方かも知れませんが、有名大学、たとえば旧帝大出身の人は、どこか「違う」と感じることがあるんですよ。


まあ実務先の先輩がたまたまそうであっただけかもしれませんけど。

まあ知り合いの先輩が受けた会社の人事担当がたまたまそーゆーヒトだったのかもしれませんけど。

まあ有名ドコロ出身の先生が、世の中をわかってて自分の娘に「ギダイ生はやめとけ」とかおっしゃるのかもしれませんけど。

まあ、たまたまですよね、同じレベルの研究成果があがっても、東大だったらマスコミは大変に騒いで、うちの大学(とゆーかウチの研究室)だったら触りもしないこと。

まあ、たまたまですよね、学歴不問をうたう会社の出身大学比率が実は毎年あんまり変わらないことも。





なんてこと考えてたらイヤになってしまった。

もう、馬鹿馬鹿しい。
頑張って何の意味があるんだろ。
研究室の仕事を身を粉にしてやったところで教授はまったく見てないじゃないか。
親も俺を認める事無く文句言うだけじゃないか。



ただ虚しい。

いろいろ間違えたことが。


だから最近、今後の身の振り方を考える。

理不尽さを我慢してくか、趣味に生きるか。

もしくは親は大反対だろうが、会社を起こすか。
優秀な参謀がいりゃあぜひとも会社を作りたい、本気で考え始めてる。

それが一番おもしろそうだな。