理想論は机上の空論だとしても、間違いかどうかは別問題である。

例の防衛省事務次官人事の件でマス添要一氏(マスが出てこない、でもそんなの関係ねぇ)がおっしゃったらしいですね。

「人間関係がわからない者が人事をやるというのはいかがなものか」

みたいなことをね。

じゃあ逆のことを問いたい。

人間関係が完全に理解できなければ人事を決めても仕事が進まないのか、この国の役所は?
国の頭脳の精鋭を集めているにも関わらず仕事以前の人間関係に振り回される、そんなシステムこそ、害であり改革の足枷なのではないか?
ひいては国の害であり、改革派を自称するならば最も糾弾すべきモノではないのか?



そもそも新しい人事がハナから上手くいくことがそんなに重要ですかね?

ディオの首だってジョナサン・ジョースターのカラダに馴染むには、長い時間と多くの血がかかったんだぞっ!

目先のことだけ考えてモノ言う人間に国を預かる資格があるとは思えない。

本件における彼の発言は、彼自身が批判した安倍首相の参院選後の行動にも遥か劣るものであり、彼の政治家としての資質を問い質すに値するものであると俺は思う。