・・・って、5月30日の新聞か。俺の情報古っ。

下位にランクされた某大学は、批判的なコメントをHPに掲載してて。
非常に的を射た指摘で深く頷いた。


ただ、法人化された以上、財務のどうこうってのは確かに必要なことであると思う。
また、相当な税金を投入された組織である以上、説明責任からは逃れられないとも思う。

しかし、である。
なればこそ重要なのはアウトプットであろう。
決して、そのマネジメント活動を否定するものではないが、新聞が載せるほどの話ではないはずだ。
大学の担う社会的役割を鑑みれば、
「社会に貢献できる学生を世に送り出している大学の客観的評価」の方が重要なことではないだろうか。

故に(新聞に限らない)マスコミは、他者の調査結果を世に知らせるだけでなく
独自の大学評価を試みるべきだと考える。
その上で、大学の実力と財務力による評価の比較を行えば、
インプットとアウトプットのバランスが見え、
実力と資金力の関係が明らかになるだろう。
(金を集めるけど、インプットがイマイチだ、とかね)
その方が、世に知らせる意義のある評価になるだろう。


もし、マスコミの社会的使命のひとつに、社会を造る情報を積極的に発信していくことがあるならば、
という仮定の話ですけどね。