高専1年。

入学前の春休みの宿題として、べらぼうな量の英単語の課題が出た。

最初の授業で単語テストをした。


1割もできなかった………orz


高専1年、授業が難しかった。特に数学と英語は最初からヒドイ有様だった。

授業は3時前に終わった。
そのまま家に帰るには早すぎたが、すでにクラスに馴染めず、部活も入る気はなく、4時くらいには帰宅していた。

家に帰るのは相変わらず苦痛だった。

しかし学校にいるのも同じくらい苦痛だった。

友達がいなかったから。

それまではしなくてもできた勉強も、まったくわからなくなっていたから。



そこで、ゴールデンウィーク明けに弓道部に入った。
あまり馴染める雰囲気でないことは本能的に察知したが、家に帰るよりは遥かにマシだった。

的に向かってるときだけは嫌なことを忘れることができた。

同じ頃、入部した人がいた。

彼こそstarさん。

彼とはクラスは違ったが学科は一緒で(1・2年は混合学級で全学科混合して5クラス編成)、割と早く仲良くなれた。

他の人たちは…………あえて言及せず。



そっから先はあんまり記憶にない。

ただ完全な劣等生として生きていった気がする。

数学の授業中、漫画を読んでるのが見つかって、何度も先生に取り上げられた記憶だけはあるけど(笑)


12月から実家すぐ近くのコンビニでバイトを始めた。
給料は服とイエモンのCDにばかり費やした。


結局クラスに馴染めないまま1年が過ぎた。

つーかよく進級できたな(汗)