技術立国日本の再生を目指すのではなかったのか?

日本の技術レベルが、日本が世界経済の牽引役でなくなっている今なお、
世界トップ水準にあることは間違いないだろう。
(競争力を失っていることは明白だけど)

また、数学力をはじめ、学力の凋落は、
世界各国と比べたデータを見れば一目瞭然。
その上で「ゆとり教育見直しに反対!」ってな意見は解せんね。

ま、文部科学相経験者なんて、自分の業績を「間違いだった」と言われてしまうのだから、
それでも反対するだろーよ。

授業数の増加に反対って簡単に言うけれど、
理科が減らされたのは事実だし、理科離れが進んだのも確か。
多くすればいいってモンでもないと思うけど、
少なすぎたら、できることもできなくなる。


科学技術立国と簡単に言うけれど、
だったら、教育から根本的にかつ連続的に見直さなければならないと思う。

その場しのぎの教育改革は、かえって混乱を招き、一層の学力低下を招きかねない。
技術科学大学つくったり、先端科学技術大学大学院つくったり、科学技術大学院大学つくったり、
なんていうのが、日本の教育の一貫性の無さや地域振興と密接に結びつきすぎていることを
端的に示していると思う。