ぱいあーるじじょうわるさんかけるたかさ

夢のあと、現実世界ではバイトに勤しむ。(いそしむ、と読むらしい。)
今日は子連れのキレイな主婦の方に、

「このドンブリはどれくらい入りますか〜?」

と聞かれる。
そんなもん書いてあるはずもなく、会社のパソコン見てもわかるハズもなく。しかしとっさに俺の頭にビビビ!って松田聖子のように電気が走り、

「ドンブリを円錐に見立てて体積を求めよ!」

ってなったわけ。

で、直径22センチ、深さ7センチのドンブリはどれくらいの容積だ!?
π(パイ)r2乗÷3×高さ=…
パイを3と近似して分母と共に消去して11×11×7=847
円錐の先がないから800ミリくらいかな?
…そんなに入りますかね?ちなみに計算まったく自信ありません!数学の単位はいつもゲタで取ってましたから!
ってことで、

「700〜800くらいですね!」
↑幅あり過ぎだろ!

しかし主婦の方は

「ありがとうございます〜\(^O^)/こんなに丁寧に説明してくれるなんて!(>_<)」

って。
スンマセン、その計算果てしなく怪しいっす…。

で、家に帰って友達にその話をすると驚きつつ、結論。

「試してみよう!」

まず、俺の部屋にあるドンブリ(店のと大体同じサイズ)に計量カップで水を入れる。800ミリリットルも入ってしまった。次にドンブリの容積を同様に計算した。約600ミリ。
…あれ?誤差大きすぎない?あ、ドンブリの下の方が膨らんでて円錐からズレてる。じゃあ大きめに見積もって良かったのか!どうせ円錐の先なんて大した体積ないんだし…。

何なら断面を台形に見立てての積分か!?いやそんな計算、習ったときですらできなかったんだから、今できるわけないし 笑

結局のところ、たぶん昼間のドンブリは900mlくらい入りますね。
お客さん、ゴメンナサイ。
お客さん、本当にゴメンナサイ。

お客さま「パイなんてすご〜い!」
gracewood「理系ですからっ!」

このエセ理系がぁ〜!!何ぬかしとるんじゃボケッ!ってカンジですよ、今思えば。
…お客さん、本当にゴメンナサイ_| ̄|○